こんなん見たよ〜 ピカ★ンチ 【映画】 〜
監督 堤幸彦 古麻呂歩Q1 嵐って何人組? これに回答できる人は、この映画のこともご存じだろう。 古くはたのきんトリオの「スニーカーぶる〜す」や「ハイティーンブギ」、 シブガキ隊の「ボーイズ&ガールズ」「バローギャングBC」、男闘呼組の「ロックよ静かに流れよ」などなど、 ジャニーズが主役を張る映画というモノは多々あった。 しかし、SMAPの「シュート!」を最後に、この流れは途絶えた(と、僕は思っている)。 「ピカンチ」は、久々にこの路線が復活するのか、という感慨をやや覚えたモノの、 見るまでもなかろうと思っていた。 僕ももう若くはないのである。 そんな「ピカ★ンチ」に手を出したのは、監督の名前を見たからだ。 堤幸彦……「トリック」「ケイゾク」などの監督である。 面白いのだが不可解な作品が多い。難しいことは分からないが、映像的にも独特である。 嵐主演作品としてではなく、堤幸彦監督作品として見ることにした。 東京都品川区といえば、僕からすれば都会である。 このお話は、品川区八塩にあるマンモス団地に住む高校生たち(一人だけ中退しているが……) を中心に展開する。 この団地は3本の橋で本土と繋がっている出島にある。 出島故に独自の文化を持ち、そこにはゆったりとした時間が流れているのだ。 例えば原付バイクに二人乗りし、ノーヘルで本土へ向かう若者に、 お巡りさんは保管品のヘルメットを渡す。 そして、「外の世界ではこれが要る」と言う。 こんな感じ。 土地の設定は「木更津キャッツアイ」を思わせる。 こちらは木更津が舞台で、さもありなんと思ったけれど、 八塩は、いやしくも東京都だ。しかも23区。 誇張も甚だしいのだろうが、それはそれ。お話の世界のことである。 映画の最初、嵐の5人が扮する役に関する紹介がある。 タイトルの「ピカ★ンチ」は「ピカイチ」と「ハレンチ」の合体語らしい。 タイトル通り、輝かしい青春があり、トホホな青春がある。 サブタイトルは「LIFE IS HARD だけど HAPPY」という。 月並みな言い方だが、人生には挫折もあって、浮かれてばかり入られないのである。 でも、仲間と馬鹿な事をやらかしたり、 困ったときには助け合ったり、気恥ずかしいけれど幸せな事もあるのだ。 ちなみに、この挫折(と書いた事件)の1つは、シャレにならないくらいハードな出来事だ。 堤監督の作品は、いつもスキッとはいかない。 不幸はすぐ隣にいるんだよ、とばかりに。 お話の中に「道」という歌が出てくる。 元々ある歌なのか、映画オリジナルなのかは分からないが、良い歌だ。 もし、映画が先ならば小学唱歌に推薦したいくらいである。 ちなみに物語の中では、八塩の人間なら誰でも知っている曲なのだ。 だが、小学校の音楽の先生のオリジナルということになっている。 アイドル映画と思いきや、しっかり青春映画として見応えのあるモノになっていたと思う。 原案はV6の井ノ原快彦が、自分が暮らしていた団地での想い出をモトに作ったらしいが、 それが良かったのかもしれない。 漫画原作とかアイドル用に作ったお話でないから、浮かれすぎなかったのだろう。 突飛ではあるが、地面に足がついていたのである。 それにしても、ベトナムに絡む松本潤、団地妻にとりつかれる大野智、貧しく不幸な二宮和也は、 絶妙のキャストだと思ったが、 桜井翔の特攻服とリーゼントはいかがなモノか。 本人が雑誌を参考に考案した「ヤンキー像」らしいが、お笑いポイントだったのだろうか。 話を見ていくと、彼の頑張りを感じずにはいられなかったのだが、 CMなどで見たときにはいい印象はなかった。もったいない話だ。 相葉雅紀は至って普通。ありそうといえば、ありそう。 いずれにせよ、嵐というジャニーズ事務所のアイドルの事は良く知らないが、 「ピカ★ンチ」に出てきた5人はなかなか魅力的だった。 偏見(?)で避けるのはもったいない映画だった。 屋形船、乗るような人間にはならないぞ! クイズの答え……本文からも分かるように、
大野智・相葉雅紀・桜井翔・松本潤・二宮和也の5人組です。 |